銅製おろし金

10月に初めて参加した「のとじま手まつり」の会場で輪島の蕎麦屋さんから依頼された「おろし金」です。

これまでテレビで制作風景を見たことはあっても実際に作ったことはなく、まずはタガネの形状と刃先の角度を何度も試作し、悪戦苦闘の末やっと完成しました。

タガネの刃先の角度によって目立ての角度、長さなどが微妙に異なり、最良とまではいきませんでしたが、何とか用を足すものができました。

実際に作ってみて職人さんが簡単にやっている目立てがどんなに熟練の技であるのか、そのむずかしさが理解できました。